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メルカリの出品写真を正方形に整える

同じ商品でも、写真の見え方で反応が変わります。撮り直さずにできる範囲で整える順序と、一覧で切れない正方形の作り方をまとめました。写真は端末の中だけで処理されます。

順番を守れば、やり直しが要らない

整える順序は 明るさ → 傾き → 正方形 → 不要部分を切る → 容量を下げる です。この順でやると手戻りがありません。そして出品前に位置情報を消しておきます。自宅で撮った写真には、撮影場所の座標が入っていることがあるためです。

なぜ正方形にするのか

フリマアプリの一覧画面では、写真が正方形の枠に収まる形で表示されるのが一般的です。縦長の写真を出すと、上下が切り落とされた状態で一覧に並びます。

ここで起きるのが「意図しない切れ方」です。商品全体を写したつもりの縦長写真でも、一覧では真ん中だけが見えます。バッグを撮ったのに、一覧では持ち手しか見えていない。そんな状態のまま何日も出品が続くことがあります。

出品者は自分の投稿を詳細画面で見るため、この切れ方に気づきにくいという事情もあります。買い手が最初に目にするのは一覧のほうです。

あらかじめ正方形で作っておけば、自分が見せたい構図のまま一覧に出せます。それだけのことですが、目に留まる回数に効いてきます。

整える順序

1. 明るさを整える

最初にやるのはこれです。暗い写真は、それだけで古びて見えます。白い服がくすんで写ると、実物より傷んだ印象になります。

明るさの調整は端末の写真アプリで行ってください。当サイトには明るさを変えるツールはありません。写真アプリの編集機能で、明るさを少し上げ、必要なら影を持ち上げる程度で十分です。

ただし、撮影時に窓際の自然光で撮るほうが、後から明るくするより結果は良くなります。夜に部屋の照明だけで撮った写真は、明るくすると色が転びます。撮り直せるなら、昼間の窓際が最も費用対効果が高い手段です。

2. 傾きを直す

画像の回転・傾き補正で、水平を出します。机の縁や床の線が斜めになっていると、雑に扱われた商品という印象を与えます。

傾きを先に直すのは、次の正方形化で構図が狂わないようにするためです。斜めのまま正方形に切ると、角のあたりが不自然に欠けます。

3. 正方形にする

写真を正方形にするで、縦横の比率をそろえます。ここで2つのやり方があります。

やり方向いている商品注意点
余白を足す傘、ギター、ブーツなど細長いもの商品が小さく見える。背景色は白か薄いグレーが無難
切って正方形にする本、財布、雑貨など比率が正方形に近いもの端が切れないよう、商品を中央に置いてから切る

迷ったら、商品全体が入るほうを選んでください。かっこよく切り取ることより、何を売っているかが一目で分かることが優先です。

4. いらない部分を切る

画像の切り抜きで、背景の余計な要素を落とします。床に置いた他の物、部屋の壁、洗濯物。こうしたものが写っていると、商品への注目が散ります。

商品の輪郭から少し余裕を持たせて切るのが基本です。ぎりぎりまで詰めると窮屈に見えます。

5. 容量を下げる

画像の圧縮で、ファイルサイズを落とします。アップロードが速くなり、枚数が多いときの手間が減ります。

ただし下げすぎると、素材の質感が伝わらなくなります。ニットの編み目や革のしぼは、圧縮しすぎると消えます。等倍で見て質感が残っていれば十分です。

圧縮を最後に置くのには理由があります。先に圧縮してから切ったり回したりすると、一度削った情報の上にさらに加工を重ねることになり、輪郭がにじみます。加工をすべて終えてから最後に一度だけ圧縮する。これが劣化を最小限に抑える順序です。あわせて、加工前の元ファイルは別に残しておいてください。売れなかったときに撮り直さずやり直せます。

1枚目に何を置くか

一覧に出るのは1枚目だけです。ここで選ばれなければ、2枚目以降は見られません。

「1枚目は全体、2枚目以降で細部と状態」。この組み立てを守るだけで、問い合わせの数が変わります。

背景については、お金をかける必要はありません。白い紙を1枚敷くだけで見違えます。小物ならコピー用紙、少し大きいものなら画用紙や模造紙で足ります。壁際に立てかけて奥から手前へ垂らすと、背景と床の境目が消えて商品が浮き上がります。撮影ボックスのような道具を買う前に、これを試してみてください。

敷くものが用意できない場合でも、柄のない面を選ぶだけで違います。木目のテーブル、模様の入ったラグ、畳。これらは商品と競合して視線を奪います。フローリングの無地の部分、白い壁、閉じたノートパソコンの天板。身近に平らで無地の面は意外とあります。

出品前に位置情報を消す

忘れられがちですが重要です。自宅で撮った写真には、撮影場所の座標が記録されていることがあります。出品写真は不特定多数が見られる場所に置かれます。

画像のExif・位置情報を削除で取り除いてから出品してください。画質は変わりません。

位置情報の仕組み、カメラ側で最初から記録させない設定、消しても場所が分かってしまう経路については、写真の位置情報(Exif)を消してからSNSに上げるで詳しく説明しています。

整えるためのツール

よくある質問

出品写真の推奨サイズはありますか?

各サービスが案内している推奨値は変更されることがあるため、出品画面のヘルプで最新の案内を確認してください。ただし考え方は変わりません。一覧のサムネイルが正方形で表示される以上、正方形で作っておけば意図しない切れ方をしません。極端に小さい画像でなければ、細かなピクセル数より、正方形であることと商品が中央に収まっていることのほうが効きます。

正方形にすると商品が見切れます

縦長や横長の商品でよく起こります。解決策は2つあります。1つは、余白を足して正方形にする方法です。商品全体が入ったまま正方形になるため、傘やギターのような細長いものに向きます。もう1つは、撮り直して商品を斜めに配置する方法です。斜めに置くと縦横の比率が正方形に近づき、余白を足さずに収まります。

写真は何枚載せるとよいですか?

載せられる枚数の上限まで使うつもりで考えるのがおすすめです。枚数が少ないと、買い手は見えない部分を悪いほうに想像します。全体像、正面、背面、側面、傷や汚れの部分、付属品、サイズが分かるもの、といった順に埋めていくと自然に埋まります。とくに傷の写真は、隠すより載せたほうが結果的にトラブルを防ぎます。

加工しすぎるとトラブルになりますか?

なります。とくに色味を実物から変えるのは避けてください。届いた商品が写真と違う色だったという食い違いは、評価にも返品にも直結します。明るさを整えて実物に近づけるのは問題ありませんが、実物より良く見せる方向の加工は結果的に自分の不利になります。傷や汚れを消す加工は論外です。